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abさんご〈しるべ〉 [abさんご]

「abさんご」〈しるべ〉あらすじ

 母の死後、毎年お盆がくると、
 死者の魂を迎える盆提灯が吊るされて、
 ほの白く灯りながら風に揺れていた遠い記憶。
 主人公がその当時住んでいた家は、
 多くの提灯を無造作に飾れるほど広かった。

 それらは、素材や形や色も様々で、
 その木枠に塗られた色や絵も、
 飾り房のぼかし具合もいろいろだったろうに、
 残念なことに今では少しも思い出せない。

 母が亡くなって10年ほど過ぎた夏、
 いよいよ提灯は箱にしまわれたままとなって、
 ついには飾ることも止めてしまった。
 もしもあのころ、
 いつしか提灯を飾れなくなるのだと知っていたら、
 もっとしっかり記憶に留めていたものを。
 そうすれば夢の中でもっとはっきり浮かぶだろうに。
 
 もはや思い出そうにも記憶は心もとなく、
 それと同じように母の死も面影も、
 だんだんとおぼろげになっていくようだ。

 --もどって読む--
 --つづきを読む--

(この章にでてくる言い回し)
死者が年に一ど帰ってくると言いつたえる三昼夜 → お盆
しきたりのあかりいれ → 盆提灯 
しぜんにたたみこまれる構造のきわめて軽いつつ状のうつろ → 蛇腹(じゃばら)提灯


・あらすじを最初から読むなら!
・この人いったい幾つなの?How old are they?
・これは誰なんですか?呼び名七変化~主人公の父編主人公編家事係編



タグ:あらすじ
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