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abさんご〈旅じたく〉#3 [abさんご]

abさんご〈旅じたく〉あらすじ

父からの贈り物といえば、
二つの人形の家のことを、
どうしても
忘れることができない。

その一つは、
父から贈られて、
幼い日にひとり
なんども遊んだ
手触りの記憶の家。

そしてもう一つは、
父が店の飾り窓で見かけ、
店主にかけあったが、
売り物ではないと
譲ってはもらえなかった家。

「とても素敵だった」
「三階建てで、手摺つきの内階段もちゃんとあった」

43歳になる父から5歳の主人公へ
そう聞かされただけの空想の家。

その父の残念がる様子を、
少しあっけにとられて見ていたことも、
はっきり覚えている。

その同じ話が、
小さな家へ越して随分経った頃、
父の口から、
もう一度だけ繰り返された。

今となってみて、
ようやく気づいたのは、
父がその人形の家に執した理由。

移転によって
手放したくない暮らしを手放すことへ、
せめて豪華な玩具で
ひとり子を慰めたかったのだと。

でもそのとき、
まだ親子は知らなかった。

消えてしまった
空想の家の内階段のように、
ふたりの暮らしを崩してしまう
そんな者が現れるのを。

--もどって読む--
--つづきを読む--
 
(この章にでてくる言い回しとか)
幼児が手ざわりをおもんじる気ぶん → もっと重さとつかみがいのある

家事係のことが、まるで破壊者ように恐ろしげに暗示されています。そうまで言われると、なんだか逆に同情したくなりますが(笑)そう思う読者も多いのでは?。古びた蚊帳を捨てて、家事が下手で、主人公の父へ恋心抱いただけなのに(笑)それぐらいいいじゃないか!やっぱりだめか(笑)


・あらすじを最初から読むなら!
・この人今はいくつなの?How old are they?
・これは誰なんですか?呼び名七変化~主人公の父編主人公編家事係編

ドールハウスを習う―部屋と家具づくりから


タグ:あらすじ
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