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abさんご〈ねむらせうた〉#4 [abさんご]

abさんご〈ねむらせうた〉あらすじ

子守唄の記憶。

母は、もの心つくと、
結核のため転地療養となっていた。

寝かしつけられた記憶は殆ど無く、
だから、母の唄の記憶も無い。

その死後、
四歳になってからの、
父との唄の場面ならば、覚えている。

その最初は、
寝間が三階にあった、
あの三階建ての家での記憶。

夜ごと、娘の枕辺で、
眠りにつくまで
父は優しく唄ってくれた。

そんな甘い唄の記憶。

いつの頃からか、父のその唄が止んだのは。

他愛無い会話をきっかけにして、
ひとりで寝間へいくようになった、
それは七歳の頃だったろうか。

でもそのときまでは、
いつも父の子守唄があったのだ。

そうしながら、父もまた、
娘を眠りにつかせることで、
次の新しい一日を、
何の迷いも無く迎えて来たのだ。

--もどって読む--
--つづきを読む--
 
(この章にでてくる言い回しとか)
ねむらせうたは、それを生きはじめの記憶逸失期にくりいれてしまう者だけを聞き手とする、きわめてひそやかな現前である。→


・あらすじを最初から読むなら!
・この人今はいくつなの?How old are they?
・これは誰なんですか?呼び名七変化~主人公の父編主人公編家事係編

ねんねんころり-赤ちゃんの心が育つ子守唄


タグ:あらすじ
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